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AED自動販売機を設置して万一の命を救おう!


AED自動販売機を設置して万一の命を救おう!

最初にAEDとは一言でいえば、心臓に電気ショックを与えるための医療機器です。心臓に電気ショックを与えるというと医療機関や救急車で医師などの専門家が行うようなイメージがあります。しかし、2004年7月より医療従事者ではない一般市民でも使用できるようになり、一般の人でも利用できるものとして機能が簡略化され、今では病院や診療所、救急車はもちろんのこと、空港、駅といった公共交通機関、スポーツクラブ、学校、公共施設、企業、大規模小売店など人が集まる様々な施設に置かれていることがほとんどです。

今回はAEDについて、仕組み、機能、重要性の視点でみていきます。2018年中に一般の方がAEDを使用した事例は、1,254件となっており、本来助からなかった人もAEDによって命を取り留めているのです。このように一秒でも早くAEDを使うためには、あらゆる場所でAEDを置くことも重要といえます。


目次




AED自動販売機とは?


AED自動販売機を設置して万一の命を救おう!

AEDについて解説しましたが、AED自動販売機というものも存在します。

これはAEDを販売している自動販売機ではなく、通常の自動販売機のAEDがついている自動販売機です。AED付帯自販機とも呼ばれるAED自動販売機は、自動販売機の内部に入っているものと自動販売機の横にAEDの専用ボックスがついているものがあります。

自動販売機の内部に入っているものは、自動販売機の正面下部にAEDの入ったロッカーがついており、必要に応じてそこからAEDを取り出して使用するタイプです。一方、自動販売機の横にAED専用のボックスがついているタイプは、自動販売機とは別にすぐ横の部分にスタンド型のAEDのボックスが置かれています。

内部に入っているものはAED搭載自動販売機と呼ばれ、新規に設置する必要があるのに対し、スタンド型は後からでも設置できるメリットがあります。

このような特徴を持つAED自動販売機のメリットについても触れていきましょう。

それは、メンテナンスされたAEDを設置している、事業者も無料貸与が行われるので安心、全国の主要飲料メーカーに対応しているといった3つのポイントです。AED自動販売機に搭載されているAEDはAED自動販売機を設置したリース会社または会社が指定した業者が定期的に動作確認を行っています。そのため、使ったら故障していたといったことがありません。

また、一度使用したAEDは交換されるので、利用したものの使用済みのものが延々と放置されているといったこともないので安心です。

事業者にもメリットがあります。あるいは印刷が剥げてAUDのようなおかしな状態になっているといった破損もありません。

多くは自動販売機をリースしている会社が無料で付帯しているので、設置する会社や個人の追加の負担がありません。

そのため、無料で社会に奉仕できるという魅力があります。ただし、最低販売本数(目安として月間400本)が設定されていることがほとんどなので注意してください。それでも単独でAEDをリースするよりは、かなりリーズナブルに利用できるのが魅力です。

また、取り出しやすいことから万が一、盗難・破損・故障といったトラブルを受けた場合はAED交換などの補償を行ってくれる業者も多くいます。そのため、設置しても安心して管理できる点もメリットとして挙げられます。

最後が全国の主要メーカーの自動販売機に対応しているということです。

AED自動販売機は、特定のメーカーしか対応していないといったことはありません。確かに大手の主要メーカーに限られてしまうというデメリットはあります。しかし、自動販売機を設置する場合はほとんどの場合、主要メーカーの場合が多いので、そこまで大きなデメリットではないのです。

このように多少の販売本数の設定が設けられているものの、AED自動販売機を設置することは、メンテナンスをする負担がないことも含めて、かなりメリットの大きなものといえるでしょう。そのため、そこまで多くの抵抗を感じることなくAED自動販売機の契約が可能になります。特にまだAEDの設置を行っていない施設の場合は、自動販売機と一緒に契約するのもおすすめです。

さらに利用者側も目立つ場所にあるので、注意を引きやすく、万が一必要になった場合は、すぐに行動しやすいのもメリットとして付け加えられます。

AED自動販売機の使用方法をご紹介


AED自動販売機を設置して万一の命を救おう!

内部にAEDが入ったAED自動販売機ですが、その使用方法にも触れていきましょう。

その使用方法は次の3ステップで行われます。

1・AED自動販売機からAEDを取り出す

2・AEDのセット

3・AEDの操作

これらの流れについて紹介しましょう。

AED自動販売機の使用方法①:AED自動販売機からAEDを取り出す

最初に人が意識を失っていたら、AED自販機からAEDを取り出す前に周囲の安全を確認しましょう。場所によっては危険なこともあるので、倒れている方が安全に救命できる場所まで慎重に動かします。もちろん、問題ない場所であればそのまま救助を続けましょう。

次に肩を叩いて反応があるかを確認します。ここで反応があってもなくても異常事態なので、救助を呼びましょう。周囲に人がいたら指差しで指名して119番をかけてもらいます。だれもいない場合は119番を自分でかけましょう。ここで最初に連絡している場所、意識を失っている人の状態を伝えます。連絡が終わったら気道確保として倒れている方の顎を挙げて呼吸しやすくしましょう。

ここでAED自販機からAEDを取り出します。外しやすくなっているので、取手に手を入れてAEDケースのドアを開けてAEDを取り出しましょう。消火栓などは破壊しないとボタンが押せないといった場合もありますが、AED自動販売機のAEDはそういった手間がありません。取り出したらAEDのセットに移っていきます。

AED自動販売機の使用方法②:AEDのセット

準備ができたらAEDのセットを行いましょう。AEDのケースがあるので、それを開きます。そして電源スイッチをスライドさせて蓋を開けましょう。ケースを開けると自動的にAEDの電源が入る仕組みになっています。そこで音声ガイドに従って操作をして行きます。

その操作の第一段階として、AED自販機の中に入っていたAEDは電極パッドが入っているので、四角い袋を取り出し、袋を破いて、パッドを取り出します。そして、その電極パッドをみましょう。貼るべき部位の絵が描かれているので、意識を失った人の胸を開き、絵にある場所にパッドを貼ってAEDの電極をセットします。AED自動販売機に入っているAEDは、分かりやすい絵が描かれているので落ちついて、絵のよう(基本は右胸と左脇腹に貼るようにイラストが描かれている)に貼るようにしましょう。

それに定期的にメンテナンスされているAED自動販売機のAEDはほこりをかぶったり、パッドが溶けていたりといったトラブルもないので安心です。また、モデルによっては液晶パネルでもパッドを貼る部位がガイドされるのでAED自動販売機を導入する際は、その内容も確認してみましょう。

AED自動販売機の使用方法③:AEDの操作

設置されたAED自販機からAEDを取り出し、セットが終わったら成人か小児か切り替えます。これは電気ショックの出力を設定するために重要なポイントです。目安は6歳以上かどうかで、乳児から未就学児(およそ6歳)までは小児モードでないと出力が強すぎて危険ですが、それ以上の子どもは成人モードで大丈夫です。AED自販機のAEDは切り替えがついているものがほとんどですが、こちらもどちらのモードか分かりやすいようになっています。

取り付けると、自動で心室細動などの心臓トラブルかどうかAEDが判断します。先ほども触れましたが、心臓でない場合はAEDがショックを出さないようになっており、それはAED自動販売機のAEDであっても変わりません。

判断して電気ショックが必要になった場合は、AEDから音声ガイドで電気ショックボタンを押すように指示されます。指示と同時に倒れている人から離れるように案内が出るので周囲に人がいたら、離れるように指示し、自分もはなれましょう。そこで電気ショックが流れ、うまくいけば1回で心臓の機能が回復します。ダメだった場合は、もう一度行われる機能もありますが、1回のみという場合もあるので、AED自動販売機の設置前に確認しておくのもおすすめです。

また、救急車が来るまで胸骨圧迫の心臓マッサージを行います。AEDのパッドはついているままでも問題ありません。1分間に100回から120回のテンポで強く、速く、絶え間なく押しましょう。人工呼吸は感染予防などの観点から行う必要はないという考えが主流になっています。

深刻な状態で救助が必要な方に対しても基本的なところまではAED自販機のAEDで対応できます。

メリットも大きいのでぜひ検討してみましょう。

AED自動販売機を設置して万一の命を救おう!


AED自動販売機を設置して万一の命を救おう!

AED自動販売機は一台あるだけで、設置する施設や会社の評価が上がります。もちろん、その評価だけでなく実際に利用できるという安心感は、設置した側も大きなものとなるでしょう。しかも設置しただけでなくAEDのメンテナンスも自販機のリース会社が行ってくれるので安心です。

AHA心肺蘇生と救急心血管治療のための国際ガイドライン2000」という資料では、成功の可能性が1分ごとに約7~10%低下するとされており、迅速な電気ショックは重要です。日本では救急車の到着まで平均約8.7分とされており、到着時に即時電気ショックを施したとしても成功率は20%とされています。そのため、いかに現地で一般の人がAEDを使って心室細動に電気ショックを与えることが重要か分かります。

気になる方は、下記の自販機見積もりサイトでAED自動販売機の設置も検討してみましょう。きっと自分の環境にあったAED自動販売機が見つかるはずです。これまでAEDなのかAUDなのかわからないくらい興味がなかったという方もこの機会にAED自販機のメリットがわかったのではないでしょうか。



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